前置き
半年以上のブランクでカドショに行く敷居が跳ね上がってました、Jonny.B.Goodです。
今回は割とマイナー(?)な【ローズ・ドラゴン】。
【アロマ】好きなものだったので、植物関連ということもありカテゴリ成立当初から触ってはいたもののどこかしっくり来なかったこのデッキ。
某動画の影響もあってかいい相方を見つけたので最近練り倒してます。
『ローズ・ドラゴン』とは
ドラゴン族のシンクロ召喚カテゴリ。
大半の効果が《ブラック・ローズ・ドラゴン》のサポートになっており、《ブラック・ローズ・ドラゴン》の全体除去効果すらも展開手段に組み込まれる。
植物族との関連もあるため方向性によっては構築難度が高めのカテゴリ。
デッキレシピ
3《レッドローズ・ドラゴン》
3《ホワイトローズ・ドラゴン》
1《ブルーローズ・ドラゴン》
1《返り咲く薔薇の大輪》
1《闇薔薇の妖精》
1《シルバーヴァレット・ドラゴン》
1《マグナヴァレット・ドラゴン》
1《メタルヴァレット・ドラゴン》
2《シェルヴァレット・ドラゴン》
3《ヴァレット・トレーサー》
3《ヴァレット・シンクロン》
3《アブソルーター・ドラゴン》
3《ゲートウェイ・ドラゴン》
2《ブラック・ガーデン》
1《リボルブート・セクター》
3《クイック・リボルブ》
3《星遺物の守護竜》
1《竜の霊廟》
1《おろかな埋葬》
1《漆黒の薔薇の開華》
2《レッド・リブート》
2《ブラック・ローズ・ドラゴン》
2《月華竜 ブラック・ローズ》
2《ガーデン・ローズ・メイデン》
1《ヴァレルロード・S・ドラゴン》
1《PSYフレームロード・Ω》
1《シューティング・スター・ドラゴン・TG-EX》
1《シューティング・ライザー・ドラゴン》
2《クロスローズ・ドラゴン》
1《水晶機巧-ハリファイバー》
1《ヴァレルロード・ドラゴン》
1《ストライカー・ドラゴン》
各カード解説
メインデッキ
《レッドローズ・ドラゴン》
このデッキの核となるチューナー。
S素材になると『ローズ・ドラゴン』をリクルート。
さらに《ブラック・ローズ・ドラゴン》か植物Sの素材になっていれば《冷薔薇の抱香》か《漆黒の薔薇の開華》をサーチできる。
S素材になるだけでリクルートにサーチまで熟す超優秀なチューナーでありその上闇属性・ドラゴン族なので《ゲートウェイ・ドラゴン》対応。
《水晶機巧-ハリファイバー》からリクルートしてS召喚に繋ぐのが基本。
とはいえ【ローズ・ドラゴン】なので強気の3投。というかこれ展開しないと『ローズ・ドラゴン』の流れに入れないから…素引きでもいいから欲しいのです…
《ホワイトローズ・ドラゴン》
基本的に《ガーデン・ローズ・メイデン》のサポート。
植物族・ドラゴン族チューナーがいれば手札からSSでき、割と簡単に場に出てこれるので初手に引きたいカード。
召喚した場合は手札・墓地から『ローズ・ドラゴン』をSSできるので《レッドローズ・ドラゴン》をSSして☆7Sにも繋げられる。
S素材にするとデッキから☆4以上の植物族を墓地に落とせるので《返り咲く薔薇の大輪》を落とす。
《ブルーローズ・ドラゴン》
蘇生担当。
破壊されれば《ブラック・ローズ・ドラゴン》か植物族を蘇生できる。
《ブラック・ローズ・ドラゴン》の全体除去に巻き込んで《ブラック・ローズ・ドラゴン》を蘇生したり、《ガーデン・ローズ・メイデン》も蘇生できる。
攻撃力も1600と《ブラック・ガーデン》対応なので《ガーデン・ローズ・メイデン》とサイクルもする。
《返り咲く薔薇の大輪》
大層な名前の植物。
《ホワイトローズ・ドラゴン》で落として《ガーデン・ローズ・メイデン》と《ブラック・ガーデン》の蘇生でオマケとしてついてくる。
☆4なのでS素材としても扱いやすい。
《闇薔薇の妖精》
チューナーのSSをトリガーに手札から出てくる☆2非チューナー。
《水晶機巧―ハリファイバー》のリクルート効果でトリガーは引けるのでそのまま《レッドローズ・ドラゴン》と《ガーデン・ローズ・メイデン》になる。
手札かフィールドのカード1枚をコストに墓地からデッキに帰ることもできる。
ローズ・トークンと同じ☆2なのでほぼ意味はないが《ブラック・ガーデン》対応。
《シルバーヴァレット・ドラゴン》《マグナヴァレット・ドラゴン》《メタルヴァレット・ドラゴン》
☆4『ヴァレット』。主な仕事は《ヴァレット・シンクロン》と《ガーデン・ローズ・メイデン》になることや、初手で《ストライカー・ドラゴン》になること。
リクルート効果持ちの『ヴァレット』の数が欲しかったので各1採用。《マグナヴァレット・ドラゴン》あたりは時々《ヴァレルロード・ドラゴン》から発射される。
《シェルヴァレット・ドラゴン》
非チューナー『ヴァレット』最重要モンスター。
《ストライカー・ドラゴン》《リボルブート・セクター》から『ヴァレット』チューナーと共にSSして、《水晶機巧-ハリファイバー》からリクルートした《レッドローズ・ドラゴン》と《ガーデン・ローズ・メイデン》になる。
《クイック・リボルブ》からリクルート可能な唯一の☆2非チューナー『ヴァレット』なので重宝する。
《ヴァレット・トレーサー》
ステータスが只管強い『ヴァレット』チューナー。
ドラゴン族チューナーなので《ホワイトローズ・ドラゴン》の効果のトリガーにもなり、『ヴァレット』なのでリクルートも容易、その上攻撃力1600と《ブラック・ガーデン》対応なので取り扱いが楽。
初動に噛んだときは《水晶機巧-ハリファイバー》の素材としてさっさと墓地に落としておく。
効果を使うと《ブラック・ローズ・ドラゴン》等が使えなくなるので引き金から指は離せ。
《ヴァレット・シンクロン》
第2の『ヴァレット』チューナー。
《ホワイトローズ・ドラゴン》のためにドラゴン族チューナーの嵩増し枠。
蘇生効果を使うと闇縛りがかかるのであまり使いたくはない。
基本的にはS素材運用で、☆4の『ローズ・ドラゴン』や『ヴァレット』と《ガーデン・ローズ・メイデン》になったり、《ブラック・ローズ・ドラゴン》等とで☆8Sになる。
《アブソルーター・ドラゴン》
『ヴァレット』の万能サーチャー。
展開も容易でL素材としても便利。
《ヴァレット・シンクロン》で蘇生でき、そのまま《ヴァレルロード・S・ドラゴン》になれる。
《ゲートウェイ・ドラゴン》
ドラゴン放出口。
このデッキの『ローズ・ドラゴン』『ヴァレット』問わず大半のモンスターを並べられ、相手のLモンスターがいれば召喚権も使わず2体並べることもできる。
そして攻撃力1600という《ブラック・ガーデン》対応ステータスでその上闇・ドラゴンのSS効果に名称ターン1がない。☆4なのでS素材にも重宝する。
《ブラック・ガーデン》
便利な蘇生カード。
召喚・特殊召喚の度にそのモンスターの攻撃力を半分にしてローズ・トークンを生成する。
フィールドの全植物族と自身を破壊しての蘇生効果で攻撃力が800の倍数のモンスターを使い回しやすい。
《ガーデン・ローズ・メイデン》でのサルベージも考えれば攻撃力1600の蘇生が主になる。
下級の展開と同時にトークンを生んで《月華竜 ブラック・ローズ》の蘇生に繋いだりも。
ただ張っておくだけでも相手にしては攻撃力半減が厄介な上、《クロスローズ・ドラゴン》の効果コストの確保もできる。
《リボルブート・セクター》
『ヴァレット』射出機。
使い捨てなので躊躇なく《ブラック・ガーデン》に張り替えよう。
《クイック・リボルブ》
『ヴァレット』万能リクルート。
チューナーも非チューナーも使い分けられるのでホントに勝手が良い。
《星遺物の守護竜》
下級ドラゴン族の蘇生カード。
《ヴァレルロード・ドラゴン》の弾丸となる非チューナー『ヴァレット』を墓地から供給できる上、発動後は相手ターンに《ヴァレット・トレーサー》の破壊先にもなれる。
《ホワイトローズ・ドラゴン》であればサルベージして召喚することでさらに『ローズ・ドラゴン』の特殊召喚に繋がる。
このデッキは位置は大した要素ではないが、《ヴァレルロード・ドラゴン》のリンク先を埋めてしまっていた場合なんかは移動効果を使うかも?
《竜の霊廟》《おろかな埋葬》
《アブソルーター・ドラゴン》を落として『ヴァレット』をサーチする。
《おろかな埋葬》は《返り咲く薔薇の大輪》や《闇薔薇の妖精》を落とすことも。
《竜の霊廟》にターン1があるので散らして各1枚。
《漆黒の薔薇の開華》
先攻展開の締め。
互いのフィールド・墓地のフィールド魔法の数までローズ・トークンを生成できる。
このカードを使うまでには少なくとも《リボルブート・セクター》は使っているので発動できないなんてことはない。
この構築では植物族が極端に少ないので《クロスローズ・ドラゴン》でリリースする植物族を確保でき、《レッドローズ・ドラゴン》でサーチできるこのカードはキーカード。
墓地効果で《ブラック・ローズ・ドラゴン》か植物族をフリーチェーンで一時除外できるので《ブラック・ローズ・ドラゴン》の全体除去から当人を避難させる。
《レッド・リブート》
罠封殺の罠。
相手の大抵のセットカードをターン中止めてくれるので安全に展開するもよし、《ブラック・ローズ・ドラゴン》で追加セットされた罠諸共破壊するもよし。
『ヴァレット』使ってるし合法。
エクストラデッキ
《ブラック・ローズ・ドラゴン》
ご存知黒薔薇。
サポートカードを大量搭載しているのでかなり強気に全体除去を狙える。
全体除去にばかり注目して弱体化効果については相手が忘れてることが多々あるので優勢時にはさらに強くなることも。守備表示?起きろ。
当然《ブラック・ガーデン》対応ステータス。
《月華竜 ブラック・ローズ》
第2の黒薔薇。
《ブラック・ローズ・ドラゴン》に比べて派手さはないものの器用に立ち回れる。
『ローズ・ドラゴン』指定のサポートが受けられず、取り回しは《ブラック・ローズ・ドラゴン》に劣るものの効果破壊耐性持ちに強いこと、そして居座れば毎ターン妨害になってくれるのは評価点。
《ブラック・ローズ・ドラゴン》同様《ブラック・ガーデン》対応。
《ガーデン・ローズ・メイデン》
《ブラック・ガーデン》のサーチ・サルベージ担当。
攻撃力1600なのでそのまま単体で《ブラック・ガーデン》の蘇生効果を使える上《返り咲く薔薇の大輪》の蘇生トリガーにもなる。当然このカードも《ブラック・ガーデン》対応ステータスなので蘇生も可能。《ブラック・ガーデン》もサルベージできるのでほぼノーコスト。
墓地効果で『ローズ・ドラゴン』かドラゴン族Sの蘇生ができるので《月華竜 ブラック・ローズ》や《シューティング・スター・ドラゴン・TG-EX》を使い回すことも可能。
《ヴァレルロード・S・ドラゴン》
☆8闇属性S枠。
『ヴァレット』いるし《ストライカー・ドラゴン》落ちてるしまぁ無難なところ。
攻撃力3000のバニラにはなるが《ガーデン・ローズ・メイデン》で蘇生もできるのは《天威の龍鬼神》との差別点。
《PSYフレームロード・Ω》
仕事は唯1つ、《ガーデン・ローズ・メイデン》を墓地に戻すこと。
自身の回避性能が非常に高いので除去されにくく、墓地に落ちても自力でEXに帰るので再利用も容易。
維持し続けることで《ガーデン・ローズ・メイデン》の墓地効果を毎ターン惜しみなく使える。
《シューティング・スター・ドラゴン・TG-EX》
☆10のドラゴン族Sモンスター。つまり《ガーデン・ローズ・メイデン》で蘇生可能。
対象を取る効果へのカウンターに攻撃無効、3300もの攻撃力を持つので戦線を維持しやすい。
恐らく縛りが緩く《ガーデン・ローズ・メイデン》で蘇生可能な☆10ドラゴン族Sモンスターでは1番厄介ではなかろうか。
Sモンスターを並べやすいデッキなので自力での蘇生も不可能ではない。
《シューティング・ライザー・ドラゴン》
《シューティング・スター・ドラゴン・TG-EX》のためのチューナー。しかし《水晶機巧―ハリファイバー》から出てくることはほぼ無い。
《ブルーローズ・ドラゴン》や《ヴァレット・トレーサー》等の《ブラック・ガーデン》に対応する☆4を落として《ブラック・ローズ・ドラゴン》《月華竜 ブラック・ローズ》とで《シューティング・スター・ドラゴン・TG-EX》になる。
《クロスローズ・ドラゴン》
相手ターンの妨害役『ローズ・ドラゴン』。
自分・相手メインフェイズに植物族とともにリリースするだけで『ローズ』Sか植物族SをS召喚扱いで特殊召喚できる。
つまり実質フリーチェーンの《ブラック・ローズ・ドラゴン》。
このデッキは極度に植物族を絞った構築ではあるが、展開途中でサーチ可能な《漆黒の薔薇の開華》で植物族は確保できるのでコストにも困らない。
墓地効果で自分モンスターの効果破壊をトリガーに『ローズ・ドラゴン』を蘇生できるので、全体除去で破壊された《ブラック・ローズ・ドラゴン》の蘇生も狙える。
攻撃力800なので《ブラック・ガーデン》対応。ローズ・トークン1体で蘇生もできる。蘇生直後はコストになる植物族が消し飛んでるわけですがね…
《水晶機巧-ハリファイバー》
『ローズ・ドラゴン』と『ヴァレット』を繋ぐキーカード。
ここから《レッドローズ・ドラゴン》をリクルートして『ローズ・ドラゴン』の流れに突入。
その後は《クロスローズ・ドラゴン》の素材になって退役。
実は登場から3年にして初めてまともに使う。
《ヴァレルロード・ドラゴン》
『ヴァレット』のボス。
なかなかないがチューナーを確保できなかったら『ヴァレット』をメインに動くのでお呼びがかかる。
攻撃さえできれば『ローズ・ドラゴン』が対処できない相手を処理できる。
『ローズ・ドラゴン』だけでなく『ヴァレット』の展開力もあるのでちゃんと【ローズ・ドラゴン】してても出てくる。
《ストライカー・ドラゴン》
『ヴァレット』展開の要。
初動で安定して『ヴァレット』を並べて《水晶機巧―ハリファイバー》になるのが仕事。
デッキギミック
『ヴァレット』の混合
今回の構築では『ヴァレット』を併用しています。寧ろ『ヴァレット』の方が枚数的には多いくらい。まぁ『ローズ・ドラゴン』自体が少ないからね…
『ヴァレット』採用の理由としては、《クイック・リボルブ》からドラゴン族チューナー及び任意のレベルの非チューナーの供給が容易な上、下級ドラゴンから簡単にサーチできる《リボルブート・セクター》での展開補助、属性・種族一致のため《ゲートウェイ・ドラゴン》の併用が可能、《ブラック・ガーデン》で蘇生しやすいモンスターが少なからずいることと、いくつもあります。攻撃力1600の《オートヴァレット・ドラゴン》が☆3だったのが残念でならない…
低〜中速の相手だとリクルート効果で素材を残しやすいのも良き。
『ヴァレット』から『ローズ・ドラゴン』へ
このデッキの初動展開は『ローズ・ドラゴン』ではなく『ヴァレット』。
『ヴァレット』を並べ、《水晶機巧―ハリファイバー》から 《レッドローズ・ドラゴン》をリクルートして『ローズ・ドラゴン』の流れに入ります。
ひとまず初手に欲しいのは『ヴァレット』と《アブソルーター・ドラゴン》。
この2枚から《水晶機巧―ハリファイバー》《ガーデン・ローズ・メイデン》を並べ、《ブラック・ガーデン》《漆黒の薔薇の開華》のサーチ、『ローズ・ドラゴン』のリクルートが可能です。
以下基本展開。
必要なのは『ヴァレット』チューナーor《シェルヴァレット・ドラゴン》+《アブソルーター・ドラゴン》の2枚。
- 『ヴァレット』をNSし、《アブソルーター・ドラゴン》をSS。
- 『ヴァレット』を素材に《ストライカー・ドラゴン》をLS。《リボルブート・セクター》をサーチ。
- 《アブソルーター・ドラゴン》と墓地の『ヴァレット』を対象に《ストライカー・ドラゴン》の効果を起動。《アブソルーター・ドラゴン》を破壊し『ヴァレット』をサルベージ。
- 破壊された《アブソルーター・ドラゴン》で『ヴァレット』チューナーか《シェルヴァレット・ドラゴン》の足りない方をサーチ。
- 《リボルブート・セクター》を発動し、その効果で『ヴァレット』チューナーと《シェルヴァレット・ドラゴン》をSS。
- 《ストライカー・ドラゴン》と『ヴァレット』チューナーで《水晶機巧―ハリファイバー》をLS。《水晶機巧―ハリファイバー》の効果で《レッドローズ・ドラゴン》をSS。
- 《レッドローズ・ドラゴン》と《シェルヴァレット・ドラゴン》で《ガーデン・ローズ・メイデン》をSS。
- 《ガーデン・ローズ・メイデン》の効果で《ブラック・ガーデン》をサーチ、《レッドローズ・ドラゴン》の効果で《ブルーローズ・ドラゴン》をSSし《漆黒の薔薇の開華》をサーチ。
- 《ガーデン・ローズ・メイデン》と《水晶機巧―ハリファイバー》で《クロスローズ・ドラゴン》をLS。
- 《漆黒の薔薇の開華》をセット。
これでフィールドには《クロスローズ・ドラゴン》《ブルーローズ・ドラゴン》《漆黒の薔薇の開華》となります。
次の相手ターンのスタンバイフェイズまでに《漆黒の薔薇の開華》を発動しローズ・トークンをSSすることでメインフェイズにフリーチェーンで《ブラック・ローズ・ドラゴン》のS召喚に加え、《ブルーローズ・ドラゴン》を巻き込むことも可能。
《ブラック・ローズ・ドラゴン》の避難として《漆黒の薔薇の開華》の墓地効果を使え、《ブルーローズ・ドラゴン》の効果を《ガーデン・ローズ・メイデン》へ、《クロスローズ・ドラゴン》の墓地効果を《レッドローズ・ドラゴン》や《ブルーローズ・ドラゴン》に回すことも視野に入ります。
初手の『ヴァレット』が《クイック・リボルブ》であれば『ヴァレット』チューナーを確定で《ヴァレット・トレーサー》にでき召喚権を残したまま上記の展開に入れるので、《PSYフレームロード・Ω》も狙え、《ガーデン・ローズ・メイデン》の使い回しの体制が整うのでさらに暴れ散らかせます。
個人的にこの展開、綺麗に『ヴァレット』から『ローズ・ドラゴン』に移れるのでめっさ気に入ってます。
初動は完全に【ヴァレット】なのに最終盤面は全部【ローズ・ドラゴン】なの良くないですか。たまらんですよ。
全体除去から即座に立て直し
派手な全体除去効果を持つ《ブラック・ローズ・ドラゴン》を中心とする『ローズ・ドラゴン』は全体除去後のリカバリも非常に優秀で、全体除去自体が全体除去のリカバリにもなっています。ちょっと何言ってるか分からない。
《ブラック・ローズ・ドラゴン》のステータスは決して高くはないものの、急速な立て直しによって、全体除去で更地になった相手に確実にダメージを与えていきます。
あまり起こることではないですが、全体除去に非チューナー『ヴァレット』を巻き込むことでも次ターンの戦線維持がしやすいのも混合構築の利点。
後書き
カテゴリ成立時から何かと考えてきた『ローズ・ドラゴン』がようやく花開いたどころか手持ちの中でも屈指の美構築になったので最近使い倒してます。
以前は植物族との混合構築をやってたわけですが、イマイチ混ざりがよくなかったので思い切ってドラゴン族で組んで良かった…
ちゃんと『ローズ・ドラゴン』できる構築にできた偉い。