前置き
マイナーとは力である、Jonny.B.Goodです。
此度はマイナー種族たる爬虫類族最古のカテゴリ、『エーリアン』ですよ!
現代の早さについていけなくなっていた奴らが化けた。
自分が十数年前に最初に触ったカテゴリが漸く救われたので本気出しちゃいました。
『エーリアン』とは
爬虫類族のカウンターコントロールカテゴリ。
殆どのカードがAカウンターに関する効果を持ち、Aカウンターによる弱体化やコントロール奪取等で戦う。
『エーリアン』が横並びするほどにAカウンターのデメリットが増大していく。
デッキレシピ
1《エーリアン・リベンジャー》
2《エーリアン・バスター》
2《エーリアン・テレパス》
2《エーリアン・キッズ》
1《エーリアン・マーズ》
3《エーリアンモナイト》
1《溟界妃-アミュネシア》
1《溟界の黄昏-カース》
1《溟界の昏闇-アレート》
1《溟界の漠-ゾーハ》
3《溟界の滓-ヌル》
1《溟界の滓-ナイア》
1《レプティレス・ヒュドラ》
1《EMリザードロー》
1《EMブランコブラ》
1《トルクチューン・ギア》
3《『A』細胞組み換え装置》
3《古代遺跡コード『A』》
3《溟界の蛇睡蓮》
3《スネーク・レイン》
3《継承の印》
2《惑星汚染ウイルス》
2《エーリアン・ソルジャー M/フレーム》
1《宇宙鋏ゼロオル》
1《レプティレス・エキドゥーナ》
1《鎖龍蛇―スカルデット》
1《ユニオン・キャリアー》
1《リプロドクス》
1《リンクリボー》
3《宇宙砦ゴルガー》
1《レプティレス・ラミア》
1《究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン》
2《キングレムリン》
各カード解説
メインデッキ
《エーリアン・リベンジャー》
大型『エーリアン』。
一部『エーリアン』共通の、Aカウンターが置かれた相手モンスターが『エーリアン』と戦闘する際にAカウンター×300の攻守弱体化効果に加え、相手モンスター全てにAカウンターを撒く効果を完備。
事実上攻撃力2500以上のアタッカーになります。
フィールドのAカウンター2個をコストに手札から特殊召喚可能なので重さは全くと言っていいほどないのも強いとこ。
闇属性なので《溟界の滓-ヌル》で墓地に送って《古代遺跡コードA》で蘇生してもいい。
《エーリアン・バスター》
新顔『エーリアン』。
共通効果こそないものの、墓地へ落ちるだけでAカウンター2個を生み出すエリート。
2個というのがまた優秀で、Aカウンターをコストにする効果は多くが2個要求してくるので丁度いい。
また、墓地に落ちたターン以外なら墓地効果でAカウンターが置かれたカードを破壊できるので除去も兼ねる。
《エーリアン・テレパス》
魔法罠除去の『エーリアン』。
共通効果に加え、相手モンスターのAカウンター1個で魔法罠1枚を破壊可能。
そして名称ターン1が無い。時代だねぇ。
Aカウンター1個という軽めのコストで除去が可能なので安全に攻め込む際に役立つ。
《エーリアン・キッズ》
ワンパク『エーリアン』。
共通効果に加え、相手フィールドに特殊召喚されたモンスターにAカウンターを1個置く永続効果持ち。
召喚時の効果発動前にAカウンターが置かれるので、《エーリアン・マーズ》や《宇宙鋏ゼロオル》と並ぶと強力な制圧になる。
《エーリアン・マーズ》
無力化担当『エーリアン』。
攻撃力1000で共通効果が無いためステータス的には貧弱であるが、Aカウンターが置かれた《エーリアン・マーズ》以外のモンスター効果を無効にする永続効果があるため非常に厄介。
《エーリアン・キッズ》や《惑星汚染ウイルス》と併用すると、相手のみに働く《スキルドレイン》になり得る。
Aカウンターが置かれていると自分のモンスター効果も無効にしてしまうという危険性もあるので、後述する展開ルート上ではこのカードは使わないものの、安全のため《鎖龍蛇―スカルデット》にAカウンター置き場になってもらう。
《エーリアンモナイト》
『エーリアン』唯一のチューナー。
召喚時に下級『エーリアン』を蘇生できるのでそのままS召喚に繋がる。
こいつがいないと【エーリアン】は始まらない。
《溟界妃-アミュネシア》
『溟界』のデカブツ。
採用理由は《宇宙鋏ゼロオル》が蘇生できる爬虫類である、その1点。
《エーリアン・ソルジャー M/フレーム》も蘇生可能なので、あちらと交互に入れ替わって戦線維持も狙える。
《溟界の黄昏-カース》
主な仕事は《溟界の滓-ナイア》の蘇生。
後述の理想展開ではまさかの仕事があったりする。
《溟界の昏闇-アレート》
除外を墓地へ戻せる爬虫類。
『溟界』だけでなく《エーリアン・バスター》等も使い回せる優秀な蛙(?)。
これ入れてるせいで思わぬ可能性が生まれた。
《溟界の漠-ゾーハ》
手札1枚をコストに自己サルベージする爬虫類。
要は簡単に手札1枚を☆4モンスターに変換できるので、《エーリアン・ソルジャー M/フレーム》のコストに最適。
《溟界の滓-ヌル》
トンデモ爬虫類その1。
手札の自身とデッキの闇・爬虫類を墓地に送ることができ、緩い条件で自己蘇生までしてしまう蛇の化け物。
これを起点に『溟界』展開が始まり、何故か『エーリアン』になる。
《溟界の滓-ナイア》
トンデモ爬虫類その2。
手札の自身とデッキの闇・爬虫類を墓地に送ることができ、召喚時に『溟界』魔法罠をサーチできる凄いヤツ。
《レプティレス・ヒュドラ》
とにかく無力化させる爬虫類チューナー。
爬虫類しかいない場合に相手1体の攻撃力を0にしつつ特殊召喚できる。
割と簡単に並べて《レプティレス・ラミア》になることもできるのだが、何故か自力で出てくることのないルートがあった。
爬虫類P。
☆4『エーリアン』を並べるためだけに存在している。
一応フィールドに残る魔法なので《宇宙砦ゴルガー》と好相性。やっぱPはやめられねぇぜ!
《トルクチューン・ギア》
自身を装備したモンスターがチューナーになるユニオンチューナー。
《究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン》に繋ぐためだけに採用。
《「A」細胞組み換え装置》
優秀なAカウンター稼ぎ。
デッキの『エーリアン』を墓地へ送りつつAカウンターを生み出せる上、速攻魔法なので《エーリアン・マーズ》と合わせてフリーチェーンの無効カードとしても良し。
Aカウンターは対象とした1体にしか置けないものの、《エーリアン・バスター》を落とすことでもう1体までなら撒くことも可能。
タイムラグこそあるものの、墓地効果で『エーリアン』のサーチも可能なのでこれ1枚で《宇宙砦ゴルガー》まで繋げられる。
《古代遺跡コードA》
『エーリアン』専用蘇生カード。
フィールドのAカウンター2個で『エーリアン』を蘇生できる。
そして名称ターン1が無い。
つまり《宇宙砦ゴルガー》でAカウンターを稼ぎつつ使い回せるということ。
『エーリアン』が破壊される度に自身にAカウンターを置けるが故に《宇宙鋏ゼロオル》でのサーチに対応するのも強い。
《溟界の蛇睡蓮》
爬虫類専用のトンデモ墓地肥やし&蘇生魔法。
デッキから爬虫類を落としつつ条件次第で蘇生までできるとか爬虫類だから許された荒業である。
《スネーク・レイン》
トチ狂った墓地肥やし。
これ通るだけで『溟界』展開の基礎できるのホントヤバい。
《継承の印》
解禁されし信号機の盾。
墓地に同名モンスターが3体必要というなかなかな条件を持つ蘇生装備魔法。
自身が破壊された場合にのみ装備先にデメリットが発生する仕様なので、《宇宙砦ゴルガー》でバウンスしてしまえば完全蘇生になる。
最近、《宇宙砦ゴルガー》がポンポン並ぶルートが完成したので覚醒した。
《惑星汚染ウイルス》
『エーリアン』関係随一のパワーカード。
『エーリアン』1体のリリースで、Aカウンターを持たない相手表側表示モンスターが全滅、その後相手ターンで3ターン、相手の召喚行為全てにAカウンター散布のオマケ付きというトンデモカード。
Aカウンターを置くので当然《宇宙鋏ゼロオル》でサーチ可能。これサーチできていいのか。
エクストラデッキ
《エーリアン・ソルジャー M/フレーム》
『エーリアン』正統派Lモンスター。
手札のモンスターをコストにそのレベル分のAカウンターを撒ける。しかも複数体に。
《溟界の漠-ゾーハ》採用の都合上、手札が何であってもAカウンター4個に変換可能。
自身が破壊された場合に、相手のAカウンター持ちモンスターの数までLモンスター以外の爬虫類を蘇生できるので、さっさと墓地肥やして『エーリアン』ロック組を並べてしまえ。
《宇宙鋏ゼロオル》
『エーリアン』の新型侵略生物兵器。
L召喚成功時にAカウンターを置く効果を持つカードをサーチでき、各種『エーリアン』に留まらず《「A」細胞組み換え装置》や《古代遺跡コードA》、挙句には《惑星汚染ウイルス》にアクセスできるヤバい奴。
Aカウンター2個をコストに爬虫類族を召喚することもでき、手厚く《エーリアンモナイト》をサポートしている。それどころか手札からの召喚に限定していないので、フィールドの《エーリアン・ヒュプノ》までサポート可能という隙の無さも。
ここまででも至れり尽くせりなのに、相手のAカウンターを持つモンスターの守備表示化と効果発動の封印という《エーリアン・サイコ》と《エーリアン・マーズ》を足して放置して変色したかのようなトンデモ効果まで完備。
Lモンスターは守備表示にならないため攻撃は可能だったり、永続効果は適用されてしまう等多少の差異はあるもののかなりの制圧効果である。そのため、《惑星汚染ウイルス》適用下では無双する。
《レプティレス・エキドゥーナ》
頭の悪いアドバンテージ源その1。
相手の攻撃力0のモンスターの数まで爬虫類族をサーチできるので、邪眼神トークンを押し付けて根刮ぎ回収させてもらうぜ。
その後は場に残す理由はないのでさっさと《宇宙鋏ゼロオル》の素材になってもらう。
《鎖龍蛇―スカルデット》
ただの《レプティレス・ヒュドラ》排出装置兼Aカウンター置き場。
《ユニオン・キャリアー》
仕事は《溟界の黄昏―カース》に《トルクチューン・ギア》を付けて《溟界の昏闇―アレート》に食われること。
《リプロドクス》
一度消えた爬虫類を再び生み出すためだけの存在。 これこそ組み換え装置だろ。
《リンクリボー》
邪眼神トークンの名前を変えたいだけ。以上。正直自己蘇生もしない。
《宇宙砦ゴルガー》
覚醒した侵略生物兵器。
《エーリアンモナイト》+『エーリアン』というガチガチの素材指定を抱えるものの、近年はお手軽にS召喚できるどころか1ターンで3体並んだ。 何かがおかしい。
どれ1つとして名称ターン1の無い表側表示魔法罠のバウンス&Aカウンター散布効果とAカウンターをコストにした除去効果を持つ永遠のエース。
《継承の印》との相性が抜群なのでかねてより合わせて使いたかったが、墓地に3体揃えるのが困難すぎてできなかったところに革命が起きたので当然の3積み。
《レプティレス・ラミア》
頭の悪いアドバンテージ源その2。
相手の場に生まれた邪眼神トークンを片っ端からドローに変えるヤバい奴。自分で撒いたんだから片付けるのは当然だよね。
《究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン》
大量のトークン生成機。
トークン並べたら『レプティレス』に交代するだけ。
多分名誉『レプティレス』。
《キングレムリン》
爬虫類と言ったらこれでしょう。
爬虫類万能サーチャー、弱いわけがなかろう。
デッキギミック
『溟界』、『レプティレス』そして『エーリアン』へ
このデッキの理想初動は当然爬虫類の革命、『溟界』。
正直、大抵の爬虫類族を食ってしまうほどの性能がある『溟界』ですが、何とか『エーリアン』は食われずに生き延びられました。寧ろ『溟界』を食ったまである。
詳細は後述しますが、『溟界』で展開基盤を作り、『レプティレス』で馬鹿げたアドバンテージを獲得、最終的に『エーリアン』(というか《宇宙砦ゴルガー》)を並べる展開に成功。使うカテゴリが時代を逆行している。
最終盤面は文句のつけようがないほど【エーリアン】になりました。
その後も多少『溟界』のサポートは使えども、戦うのは『エーリアン』。
Aカウンターをこれでもかと使った『エーリアン』の戦いが可能です。
夢のシンクロ連鎖、そしてやめられないペンデュラム召喚
この構築で、長年の夢だった1ターンで3体の《宇宙砦ゴルガー》を並べることもかなり現実的になりました。そこ、そんなこと夢見ていたのかとか言わない。
下記の《溟界の滓-ヌル》からの展開に加えて、《レプティレス・ラミア》での5枚ドローまでに《エーリアンモナイト》(または《レプティレス・エキドゥーナ》でサーチする爬虫類の内1体以上)と《古代遺跡コードA》を引くことができていれば《宇宙砦ゴルガー》が3体並んでしまいます。ここも頭悪い。
以下、アホほど長い《溟界の滓-ヌル》からの先攻理想展開手順。(《スネーク・レイン》からもほぼ同じ結果が得られます。)
煩わしいので《鎖龍蛇―スカルデット》の強制効果は省略。また、爬虫類族をサーチする効果でサーチ先が既に手札にある場合はそれを《エーリアンモナイト》に置換してください。
- 《溟界の滓-ヌル》の効果で自身と《溟界の漠-ゾーハ》を墓地へ送る。
- 《溟界の漠-ゾーハ》の効果で手札1枚をコストに自己サルベージし召喚、《溟界の滓-ヌル》を自身の効果で蘇生。
- 《溟界の滓-ヌル》《溟界の漠-ゾーハ》で《キングレムリン》をX召喚。
- 《キングレムリン》の効果で《溟界の滓-ナイア》をサーチ。
- 《溟界の滓-ナイア》の効果で自身と《溟界の黄昏-カース》を墓地へ送る。
- 《キングレムリン》をリリースし《溟界の黄昏-カース》を自身の効果で蘇生、特殊召喚時効果で《溟界の滓-ナイア》を蘇生。
- 《溟界の滓-ナイア》の効果で《溟界の蛇睡蓮》をサーチ。
- 《溟界の滓-ナイア》《溟界の黄昏-カース》で《ユニオン・キャリアー》をL召喚。
- 《溟界の蛇睡蓮》で《溟界の昏闇-アレート》を墓地へ送り、《溟界の黄昏-カース》を蘇生。
- 《ユニオン・キャリアー》の効果で《溟界の黄昏-カース》に《トルクチューン・ギア》を装備。
- 《ユニオン・キャリアー》をリリースし《溟界の昏闇-アレート》を自身の効果で蘇生。
- 《トルクチューン・ギア》でチューナーとなった《溟界の黄昏-カース》と《溟界の昏闇―アレート》で《究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン》をEXモンスターゾーンに特殊召喚。
- 《究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン》の効果で互いの場に5体ずつ邪眼神トークンを特殊召喚。
- 《究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン》と邪眼神トークンで《リプロドクス》を自分の邪眼神トークンとリンクするようにL召喚。
- 《リプロドクス》の効果で爬虫類族を宣言し、リンク先の邪眼神トークンを爬虫類族に変更。
- 爬虫類族になった邪眼神トークンを含む邪眼神トークン2体で《レプティレス・エキドゥーナ》をL召喚。
- 邪眼神トークン1体で《リンクリボー》をL召喚。
- 《リプロドクス》《リンクリボー》と邪眼神トークンで《鎖龍蛇―スカルデット》をL召喚。
- 《レプティレス・エキドゥーナ》の効果で《エーリアン・キッズ》《エーリアン・バスター》《レプティレス・ヒュドラ》《EMリザードロー》《EMブランコブラ》の計5枚をサーチ。
- 『EM』2体でPスケールを準備し、《エーリアン・キッズ》《エーリアン・バスター》をP召喚。
- 《鎖龍蛇―スカルデット》の効果で《レプティレス・ヒュドラ》を特殊召喚。
- 《レプティレス・ヒュドラ》と《エーリアン・バスター》で《レプティレス・ラミア》をS召喚。
- 《エーリアン・バスター》の効果で《鎖龍蛇―スカルデット》にAカウンターを2つ置き、《レプティレス・ラミア》の効果で相手の邪眼神トークン5体を破壊し5枚ドロー。(ここから先はこのドロー完了時点で《エーリアンモナイト》《古代遺跡コードA》が手札に揃っている場合とします。)
- 《レプティレス・ラミア》《レプティレス・エキドゥーナ》で《宇宙鋏ゼロオル》をL召喚。
- 《宇宙鋏ゼロオル》の効果で2枚目の《古代遺跡コードA》をサーチ。
- 《宇宙鋏ゼロオル》の効果で《鎖龍蛇―スカルデット》のAカウンターを2つ取り除き、《エーリアンモナイト》を召喚。
- 《エーリアンモナイト》の効果で《エーリアン・バスター》を蘇生。
- 《エーリアンモナイト》と《エーリアン・バスター》で《宇宙砦ゴルガー》(A)をS召喚。
- 《古代遺跡コードA》2枚を発動し、《宇宙砦ゴルガー》(A)の効果で4枚の魔法を手札に戻し、《鎖龍蛇―スカルデット》にAカウンターを4つ置く。
- 《古代遺跡コードA》2枚を発動し、それぞれで《鎖龍蛇―スカルデット》のAカウンターを2つずつコストに《エーリアンモナイト》《エーリアン・バスター》を蘇生。
- 《エーリアンモナイト》と《エーリアン・バスター》で《宇宙砦ゴルガー》(B)をS召喚。
- 『EM』2枚をPゾーンに発動し、《宇宙砦ゴルガー》(B)の効果で4枚の魔法を手札に戻し、《鎖龍蛇―スカルデット》にAカウンターを4つ置く。
- 《古代遺跡コードA》で《鎖龍蛇―スカルデット》のAカウンターを2つコストに《エーリアンモナイト》を蘇生。
- 《エーリアンモナイト》と《エーリアン・キッズ》で《宇宙砦ゴルガー》(C)をS召喚。
- 未使用の《古代遺跡コードA》で《鎖龍蛇―スカルデット》のAカウンターを2つコストに《エーリアン・キッズ》を蘇生。
長ぇ…
そんなこんなで、あの気の狂ったかのような素材指定の《宇宙砦ゴルガー》が3体(内2体は攻撃力2900)、しかも正規召喚で並びました。オマケにAカウンターを撒き散らす《エーリアン・キッズ》、Aカウンターの乗った相手をほぼ無力化する《宇宙鋏ゼロオル》までいます。しかも手札が溢れんばかりに増える。
更にその上で、初手に引いてはならないのは《溟界の黄昏-カース》と《溟界の昏闇―アレート》の同時引きのみ(どちらかが手札に残ってしまうため)。
後は過剰なAカウンター供給で暴れ散らかせるんですが、折角《宇宙砦ゴルガー》が3体並んだのでどうしてもやりたいことが1つ。
《継承の印》で無限《宇宙砦ゴルガー》がやりたい!
《継承の印》はバウンスでは装備先にペナルティはなく、手札に確保し続けられるので毎ターン《宇宙砦ゴルガー》を配備し続けることができます。
EXの消費が荒すぎる(上記手順通りいくと《エーリアン・ソルジャー M/フレーム》2枚と《キングレムリン》1枚しか残らない)ので連続リンクなんてことは到底できないんですが、毎ターン攻撃力2600の破壊効果持ちが安定して供給されるとか楽しすぎますね。
しかもこのデッキを組み上げてから気付いたものの、《溟界の昏闇-アレート》を使える関係上、《宇宙砦ゴルガー》が除外されても墓地に戻して《継承の印》が打ててしまう謎のリカバリ性能も完備。
《溟界の滓-ヌル》《溟界の漠-ゾーハ》がいる都合上、《宇宙砦ゴルガー》が除外されている場合は確実にモンスターを2体除外した状態で《溟界の昏闇-アレート》の効果を使えるので、《溟界の昏闇-アレート》が除外されない限りは無限にサイクルできます。
そしてこんなデッキでもやってしまったP召喚。
デッキ内のPモンスターは2枚だけなのに強引にP召喚してしまう荒業。何ならP召喚するモンスターまで掻き集めている。『レプティレス』ってヤベェな。
《宇宙砦ゴルガー》との相性の良さもあり、前々からP召喚軸の【エーリアン】は考案していて遂に形にならなかったんですが、最小限のスロットで実現できてもうたまりません。
上記の展開ルートもP召喚があるからこそ実現したので、やはりP召喚は至高であることが証明されました。
後書き
長年考え続け、純構築での救いようの無さにストレージに封印されることもあった『エーリアン』ですが、いよいよ化けることができました。
まぁその化け方も半ばロマンプレイじみた領域ではありますが、十数年の付き合いたるコイツらを生かすことができて良かった…
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