前置き
7割は水です、Jonny.B.Goodです。
今回は水一色の【氷水】。
登場当初はただの水属性強化の面しかなかったカテゴリが成長した結果、耐性ガチガチの好みド真ん中のデッキになりましたのでご覧ください。
さぁ沈め。
『氷水』とは
水族・水属性のS召喚カテゴリ。
水属性全般をサポートする効果が多く、多種多様な水属性と併用できる。
また、水属性モンスターの破壊をトリガーにする効果も多く、僅かながらセルフブレイク要素もある。
強力なモンスター効果のロック性能も持ち合わせる。
デッキレシピ
1《氷水帝コスモクロア》
1《氷水艇キングフィッシャー》
1《氷水艇エーギロカシス》
3《氷水帝エジル・ラーン》
3《氷水のトレモラ》
3《氷水のアクティ》
3《氷水のティノーラ》
3《氷水のエジル》
3《海晶乙女ブルータン》
1《海晶乙女シーホース》
3《深海のディーヴァ》
2《黄紡鮄デュオニギス》
3《氷水底イニオン・クレイドル》
3《氷水揺籃》
2《氷水大剣現》
1《海晶乙女の潜逅》
2《氷水浸蝕》
2《海晶乙女波動》
1《氷水啼エジル・ギュミル》
1《相剣大公-承影》
1《白闘気双頭神龍》
1《白闘気白鯨》
1《魔救の奇跡-ドラガイト》
1《深海姫プリマドーナ》
1《神・スライム》
1《シューティングコード・トーカー》
1《海晶乙女グレート・バブル・リーフ》
1《海晶乙女マーブルド・ロック》
1《海晶乙女コーラルトライアングル》
2《海晶乙女コーラルアネモネ》
1《海晶乙女ブルースラッグ》
1《海晶乙女シーエンジェル》
各カード解説
メインデッキ
《氷水帝コスモクロア》
初代『氷水』の長。
フィールド魔法が存在すれば手札から特殊召喚でき、『氷水』の戦闘時に相手の攻撃力を1000下げる効果を持つため、実質攻撃力2500、守備力4000である。
また、《氷水底イニオン・クレイドル》が存在すると、前のターンまでにフィールドに出た相手モンスターの効果発動を禁止する強烈なロック効果まで内蔵。
《氷水底イニオン・クレイドル》の発動が通れば相手の妨害が一気に無に帰すこともある。
今回は採用していないものの、《氷水呪縛》も追加されれば相手はフィールドで一切のモンスター効果を発動できなくなる。個人的に大会環境にもいないんでそこまでは普段やらない。
《氷水艇キングフィッシャー》
便利な除去要員兼アタッカー生成機。
手札・フィールドから水属性に装備でき、装備モンスターの守備力以下の攻撃力を持つ相手モンスターをバウンスしつつ装備状態から特殊召喚できる。
しかも装備する効果にターン1がないため直ちに元に戻ることも可能。
そして『氷水』に装備されていれば装備モンスターが守備表示のまま守備力で攻撃できる。
これにより《氷水帝コスモクロア》が実質攻撃力4000のアタッカーとなる。
《氷水艇エーギロカシス》
初代チューナーで重戦車。
手札・墓地から『氷水』にフリーチェーンで装備でき、その攻守を除外されているモンスターの数×400という高倍率で強化する。
完全フリーチェーンのため相手の攻撃に合わせて装備、強化したり、墓地にあれば攻撃の牽制にもなる。
また、装備状態の時に分離する効果もあるが、装備する効果といずれかターン1なので時間がかかるのが難点。
しかし時間こそかかるものの実質的な自己蘇生効果を持つチューナーであり、☆7ということでS召喚先は選択肢が多くはないものの、大型Sモンスターに繋げられる。
《氷水帝エジル・ラーン》
覚醒する『氷水』の長。
手札の『氷水』か水属性をコストに手札からトークンと共に特殊召喚できる☆7チューナー。
つまり即座に☆10Sに繋がるトンデモカード。
トークン生成には水属性縛りが付くものの、それはトークンが存在する間だけであり、各種召喚には縛りが付かないためL召喚等も可能。
また、基本的に即S素材等になるためほぼ機会はないものの、装備カードを装備していると《氷水底イニオン・クレイドル》扱いとなるため《氷水帝コスモクロア》のロックの適用条件にもなる。
《氷水のトレモラ》
初期『氷水』三姉妹。多分長女。
『氷水』三姉妹共通効果として、自分の水属性が破壊されると墓地から自身を除外して、手札・墓地から自信と同名以外の『氷水』を特殊召喚できる。
これにより戦線維持ができ、破壊されたモンスターが『氷水』であればそのまま蘇生も可能。
そしてこのカードの固有効果として、手札から自身を捨てて手札の水属性を特殊召喚できる。
即時チューナーとして使いたい《氷水艇エーギロカシス》や召喚権を消費せずに《海晶乙女ブルータン》を展開するなどが可能。
《氷水のアクティ》
初期『氷水』三姉妹。次女かな?
固有効果は召喚時の手札交換。
召喚権を使ってまで狙いたい効果ではないものの、引いてしまった《黄紡鮄デュオニギス》を処理したり、『氷水』三姉妹での蘇生ついでに新たな『氷水』三姉妹を墓地に補充しつつ手札交換ができる。
《氷水のティノーラ》
初期『氷水』三姉妹。三女?
固有効果は水属性の蘇生。
大型モンスターも制限なく蘇生できるものの、フィールドの自身と手札1枚を消費してしまうため少し重い。
とは言え中盤からは一気に戦線を戻し、墓地で共通効果を待機させられるのでいい仕事をする。
《氷水のエジル》
未来の覚醒者。
召喚時に『氷水』魔法罠をサーチでき、《氷水揺籃》や《氷水底イニオン・クレイドル》から間接的に『氷水』モンスターにもアクセスできる。
相手の攻撃・効果の対象になった時に手札・墓地から水属性を特殊召喚しながら1度の破壊耐性を獲得できるため場持ちは良く、特殊召喚先にも属性以外の指定はないため大型モンスターの蘇生も可能。
ただし、特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに手札に戻るため維持はできないが、《氷水のトレモラ》等なら手札に戻っても有用で、破壊されても『氷水』三姉妹の共通効果のトリガーになる。
《海晶乙女ブルータン》
『マリンセス』パートの初動。
召喚時に《海晶乙女シーホース》を墓地に送り、『マリンセス』のL展開を開始する。
一応L素材になった際の効果で《海晶乙女波動》を回収できるかもしれないので損しないギャンブルはしましょう。
《海晶乙女シーホース》
『マリンセス』パートの初動その2。
『マリンセス』の基本展開であるこのカードor《海晶乙女ブルータン》から《海晶乙女グレート・バブル・リーフ》まで繋ぐ。
《深海のディーヴァ》
最強初動。
《黄紡鮄デュオニギス》をリクルートし、《深海姫プリマドーナ》に繋いで『マリンセス』展開に繋げる。
《黄紡鮄デュオニギス》
デッキで寝ててほしい変換が面倒な海竜。
《深海のディーヴァ》からリクルートし、あちらのレベルを操作して《深海姫プリマドーナ》の素材になるのが仕事。
逆に自身のレベルを操作すれば《白闘気白鯨》で相手へ大損害を与えることもできる。
墓地から除外すると除外されているモンスターの数×100の水属性単体強化が可能。
自発的に除外できる貴重な効果であり、《相剣大公-承影》の効果トリガーになる。
頼むからデッキで寝ててくれ。
《氷水底イニオン・クレイドル》
『氷水』の聖域。
発動時に墓地・除外の『氷水』を回収できる。
基本的に除外された『氷水』三姉妹の回収に充てることになる。
そしてモンスターの召喚時に自分の水属性1体の元々の攻撃力分、そのモンスターと相手モンスター全ての攻撃力を下げられる。
大幅な全体弱体化が可能なだけでなく、この効果、相手モンスターがいなくとも発動できるので、《深海のディーヴァ》の効果に重ねて発動無効等から回避させることも可能。
《氷水揺籃》
『氷水』モンスターのサーチカード。
フィールド・墓地に同名カードがいるものはサーチ対象外となるが、基本的にそれらはサーチする旨味は特にないので問題にならない。
そして何故かターン1がない。11期のカードだよな???
《氷水大剣現》
結構なパワーカード。
先攻初手では使いにくいものの、緩い条件で『氷水』をリクルートまたは墓地へ送ることができる。
《氷水のエジル》から更にリソースを増やすも良し、《氷水艇エーギロカシス》からS召喚+装備に繋げても良し。
また、『氷水』モンスターが破壊以外で除去されると仕返しとばかりに相手のカードを除外できる無駄のなさ。
《海晶乙女の潜逅》
『マリンセス』の蘇生カード。
《海晶乙女コーラルアネモネ》のサルベージ先としても有力で、召喚権なしで☆3非チューナーを供給できる。
《氷水浸蝕》
『氷水』の防衛手段。
『氷水』モンスターを破壊して相手の表側カードを無効にできる。
破壊は『氷水』三姉妹の共通効果で相殺でき、完全フリーチェーンなのでチェーンを挟むことで回避できないため止められる範囲も広い。
更に自分の水属性が破壊以外で除去されると『氷水』のサーチかリクルートが可能。
このカードが優先して除去を受けることになるものの、それを無効にしていったり、そうでなくともモンスターに対する除去を引き受けることになるため場持ちに貢献してくれる。
《氷水のエジル》から1妨害になる点も優秀。
《海晶乙女波動》
最強の無敵結界。
相手モンスターの効果無効に加えて、自分のモンスターに効果耐性を付与するパワーカード。
しかも手札からの発動も可能でターン1もなく、『マリンセス』Lモンスターの効果で再利用もできる。
エクストラデッキ
《氷水啼エジル・ギュミル》
新たな『氷水』の長。
《氷水帝エジル・ラーン》の効果からS召喚可能なので難なく出せる。
自分のモンスター全てにそのターンの効果破壊・除外耐性を付与し、直前のチェーンの相手のカード及びその同名カードを全て除外できる。
耐性はその後にフィールドに出たモンスターにも適用され、除外効果により永続カードに対する実質的な無効や相手のキーパーツの除去も狙える。
とにかく除去に対する強度が高く、それを自軍全体に付与できるため場持ちが爆発的に向上する。
相手の効果でカードが除外された場合と少々厳しい条件ではあるものの、自己蘇生も可能で、『氷水』であるため『氷水』三姉妹の共通効果での蘇生にも対応する。
《相剣大公-承影》
水属性Sモンスター最強格の1体。
《氷水帝エジル・ラーン》の効果からS召喚でき、ステータス変動、効果破壊耐性、除去効果で場を制圧する。
《氷水啼エジル・ギュミル》で除外への耐性も獲得できるため並ぶと手を付けられなくなることも。
ステータスや耐性の都合上、破壊以外の方法で除去されることが殆どなので、《氷水浸蝕》のトリガーにもなる。
《白闘気双頭神龍》
パワー型アタッカー。
S素材にSチューナーを要求するものの、《深海姫プリマドーナ》から《氷水のエジル》をリクルートすることでS召喚できる。つまり《深海のディーヴァ》。
S召喚時及び神龍トークンが存在しない相手ターンに高ステータスの神龍トークンを生成し、そのトークンが存在する限り効果破壊されても自己蘇生する。
トークンの使用用途に制限はないので《海晶乙女コーラルアネモネ》あたりのL素材にしておき、相手ターンにトークンを生成することで《氷水底イニオン・クレイドル》の効果でトークンの攻撃力3300分の全体弱体化をノーリスクで行える。
《白闘気白鯨》
血気盛んなクジラ。
S召喚時に相手の攻撃表示モンスターを全て破壊する豪快さに加え、モンスターへの貫通2回攻撃、相手に破壊されても即復活するという暴力の化身。
《魔救の奇跡-ドラガイト》
制圧要員。
確実に墓地に水属性はいるので魔法罠に対する抑圧が効く。
バウンス効果は無視。
《深海姫プリマドーナ》
再利用容易なSチューナー。
相手の手札を1枚増やしてしまうものの、下級水属性のリクルートが可能。
とは言え手札に戻すカードの選択権はこちらにあるので《黄紡鮄デュオニギス》の働き次第では大きな損にはならないことも。
基本的に《海晶乙女ブルータン》をリクルートして『マリンセス』展開に繋ぐ。
自身をS素材としたSモンスターにモンスターからの効果対象耐性を付与できるので《相剣大公-承影》なんかがバケモノ化する。
攻撃力1500なので《海晶乙女コーラルアネモネ》で再利用が容易。
《神・スライム》
『氷水』の裏の顔。
《氷水底イニオン・クレイドル》で攻撃力を0にした《氷水帝コスモクロア》が突如変貌する。
戦闘破壊耐性と自身以外への攻撃・効果対象耐性付与により全体の場持ちも向上する。
《シューティングコード・トーカー》
最強のドローソース。
L素材はサイバース族指定だが、『マリンセス』でクリアできる。
最大3回攻撃と戦闘破壊数に応じたドロー効果でリソースを荒稼ぎする。
当然水属性なので《氷水のティノーラ》で再利用可能。
《海晶乙女グレート・バブル・リーフ》
『マリンセス』メインアタッカー。
お互いのターンに墓地コストでのドロー効果と、モンスターが除外される度の自己強化、そして《海晶乙女波動》の手撃ち条件とスーパースペック。
大抵の場合攻撃力3000オーバーで攻撃できる。
自分のターンに生存していれば、ドロー効果のコストに《海晶乙女コーラルアネモネ》を使い、手札の水属性をコストに《海晶乙女コーラルアネモネ》を帰還させて《シューティングコード・トーカー》から荒稼ぎもできる。
《海晶乙女マーブルド・ロック》
『マリンセス』準アタッカーにして《海晶乙女波動》の回収役。
基本的にはそこそこの打点で殴れる高耐性モンスター。
《海晶乙女コーラルトライアングル》
罠構えの『マリンセス』。
要は《海晶乙女波動》のサーチャー。
盤面を壊滅させられても墓地から『マリンセス』をリンク数3分蘇生できるため切り返しの伏兵にもなる。
《海晶乙女コーラルアネモネ》
展開の鬼。
緩い素材条件と緩い蘇生効果で何でもできる。
大抵の『氷水』が蘇生に対応し、Sチューナー兼リクルーターの《深海姫プリマドーナ》までも対応。
そして自身が墓地へ送られれば『マリンセス』カードのサルベージとなんでもござれ。
《海晶乙女ブルースラッグ》
『マリンセス』展開のスタートパーツ。
とにかく《海晶乙女シーホース》を拾って《海晶乙女グレート・バブル・リーフ》で除外するんだ。
《海晶乙女シーエンジェル》
『マリンセス』展開のスタートパーツ。
《海晶乙女の潜逅》をサーチして展開伸ばすんだ。
デッキギミック
深海から乙女へ
基本初動は《深海のディーヴァ》か『マリンセス』。
盤面維持の要である《海晶乙女グレート・バブル・リーフ》と《海晶乙女波動》を目指します。
『マリンセス』は言わずもがな、《深海のディーヴァ》は《深海姫プリマドーナ》経由で《海晶乙女ブルータン》をリクルートできるのでこちらも初動となります。
《深海のディーヴァ》+《海晶乙女ブルータン》のような初手であれば、《深海姫プリマドーナ》から《氷水のエジル》をリクルート、《氷水のエジル》の効果で《氷水揺籃》を経由して《氷水のトレモラ》にアクセス、《氷水のトレモラ》の効果で手札の《海晶乙女ブルータン》を特殊召喚、といったように『マリンセス』展開に入りつつ《深海姫プリマドーナ》+《氷水のエジル》で《氷水啼エジル・ギュミル》もS召喚でき墓地に《氷水のトレモラ》も待機する状況を作れます。
その後は《海晶乙女グレート・バブル・リーフ》で手札と打点を稼ぎ、《海晶乙女波動》で盤面を維持、返しのターンも『氷水』の展開力で押し切るのが定石です。
硬さと再生力
『氷水』の売りは何と言ってもその盤面強度と再生力にあります。
まず戦闘面については《氷水帝コスモクロア》により下級の『氷水』ですら実質的な攻守が2000を超え、《氷水のエジル》に至っては☆3にして実質守備力3000の破壊耐性持ちといったスペックになります。
《氷水底イニオン・クレイドル》でも1000以上の全体弱体化は頻繁に狙えますし、《氷水艇エーギロカシス》も単体強化とは言え大幅なステータス強化でサポートしてくれるのに使い減りもしないため戦闘面では非常に強固となります。
そして《氷水啼エジル・ギュミル》や《海晶乙女波動》の存在から効果による除去等にも恐ろしいほどの耐性があります。
また、『氷水』三姉妹の共通効果により破壊されても即再生ができるため、大型モンスターにして強固な耐性を持つ《氷水啼エジル・ギュミル》も容易に戻ってきます。
《氷水のエジル》も召喚時にアドバンテージを得られるうえに耐性や蘇生効果もあり強度の面では非常に優秀です。
手軽すぎる大型シンクロ
『氷水』の更なる強みはあまりにも手軽な大型Sモンスターの展開。
カテゴリ内に☆7チューナーを抱え、水属性の展開に長けた『氷水』になら、たった2回のS召喚で☆10Sを2体並べることも無理なことではありません。
特に《氷水帝エジル・ラーン》は一気に☆10分のS素材を一式揃えてしまい、そのまま優秀な耐性を持つ《氷水啼エジル・ギュミル》や、回避困難な除去効果を持つ《相剣大公-承影》、展開役の《海晶乙女コーラルアネモネ》に繋がるという超ハイスペックカード。
しかも『氷水』であるためサルベージ等での再利用も簡単でもうやりたい放題です。
シューティング・コンプリート
このデッキの隠しギミック、水属性の『コード・トーカー』たる《シューティングコード・トーカー》。
素材指定はサイバース族ですが『マリンセス』でクリアでき、《海晶乙女コーラルアネモネ》から『マリンセス』を蘇生するだけでいいので手軽です。
そしてこのモンスターの最大の特徴は最大3回攻撃と大量ドロー。
まず連続攻撃については、相手ターンを生存しやすい《海晶乙女グレート・バブル・リーフ》で除外した《海晶乙女コーラルアネモネ》を帰還させ更に『マリンセス』を蘇生。そのままEXモンスターゾーンの《海晶乙女グレート・バブル・リーフ》の下に《シューティングコード・トーカー》をL召喚すると《海晶乙女コーラルアネモネ》の効果で《海晶乙女シーホース》や《海晶乙女の邂逅》をサルベージできるため《シューティングコード・トーカー》の左にモンスターを確保できます。
これでモンスターに対する3回攻撃の準備は整いました、が、少々心許ないのはその攻撃力。
攻撃力2300では連続戦闘破壊に持っていくのは厳しい部分があります。
そこで強力にサポートするのが《氷水底イニオン・クレイドル》。
《シューティングコード・トーカー》までの展開にほぼ間違いなく《海晶乙女コーラルアネモネ》と『マリンセス』の特殊召喚が確定で絡むため、最低でも《海晶乙女コーラルアネモネ》の攻撃力2000分の全体弱体化が可能です。
つまり実質攻撃力4300で連続攻撃できるので大抵戦闘破壊可能になります。
その後に待つのは破壊した分の最大3ドロー。
そしてこのギミックは《氷水のティノーラ》で毎ターン再起動も可能なのでアドバンテージ差はますます開いていくことに…
後書き
とにかく耐性で耐えて凌いで物量で返す思いの外パワーに満ち満ちたデッキになりました。バカ好みです。
ホントに初めは謎の水属性強化カードくらいだったのにいつの間にやら強くなりました。
《氷水呪縛》なしでも結構なもんですが、入れたらもう先攻ロックエンドも結構できるのでMDでは【ティアラメンツ】ボコボコにしてました。
以上、ポテンシャルのバケモノ【氷水】でした。