Pならば任せろ、Jonny.B.Goodです。
さて、先日登場した『ヴァリアンツ』によりPに触るプレイヤーが増えたようにTwitter巡回してて思います。
何度も言うが初心者に『ヴァリアンツ』は向かない、『ダイナミスト』辺りから基本システムを理解すべきというのが持論だが。
『ヴァリアンツ』の特徴の1つとして、あらゆるモンスターを魔法罠ゾーンに置くというものがあります。
この魔法罠ゾーンにモンスターを置くというのは別に太古の昔からある要素なんですが(《サクリファイス》の装備効果とかで)、P初心者にはただでさえ難しいと言われる(実際難しくはないはずだが)Pのシステムと合わせて混乱を招いています。
そこで、P特化型赤ジャージがその辺解決いたします!
Pの基本システムについてはそこらに情報はあるでしょうから今回は『ヴァリアンツ』周りの要素に絞って解説します。
魔法罠ゾーンのモンスターカード
これは魔法罠ゾーンに装備魔法・永続魔法・永続罠として置かれているモンスターカード及びPゾーンに発動されたPモンスターカードです。
前者の一例としては…
装備魔法(『ドラグニティ』や『マギストス』)
永続魔法(『宝玉獣』や《方界胤ヴィジャム》)
永続罠(『V-HERO』)
…ですね。
『アーティファクト』等魔法としてセットできるカードは、その効果で魔法罠ゾーンにある間は表で置かれることはなく、「魔法罠ゾーンのモンスターカードであるか」の問題には関与しないので気にしなくていいです。(ただ、《ヴァリアンツの聚-幻中》の効果で押し出し破壊された場合はモンスターカードだと分かるのでLPロスが発生します)
装備魔法・永続魔法扱いのPモンスターカード
『ヴァリアンツ』登場により混乱を招き出したのがコレ。
装備魔法扱いのPモンスターが両端の魔法罠ゾーンにあってもスケールとして機能しないのは以前からあり得る話で理解も広まっているものかと思います。
ただ、永続魔法扱いの場合が『ヴァリアンツ』の登場により発生。
ここで混乱を招いているのは、「Pゾーンに発動したPカードの性質」によるものではなかろうか。
もしやPゾーンのPカード=永続魔法と思ってやいないかい?
P召喚に関わる要素を除いてそのカード単体だけで見てみれば、確かにPゾーンのPカードは永続魔法と酷似した性質を持つのは事実です。
ですが、PゾーンのPカードは永続魔法ではありません。
PゾーンでPスケールとして機能できるのは「手札からPゾーンに発動されたもの」と「Pゾーンに置く効果で置かれたもの」だけです。
そもそもPゾーンのPカードって通常魔法・速攻魔法・永続魔法・装備魔法・儀式魔法・フィールド魔法のどれでもないですからね。
魔法罠ゾーンとPゾーン
これも混乱の元になってるのでしょうか。
魔法罠ゾーンはPゾーンも含めた5箇所のことで、Pゾーンは「手札からPゾーンに発動されたPモンスターカード」か「Pゾーンに置く効果で置かれたPモンスターカード」が魔法罠ゾーンの両端にある時のその置かれている魔法罠ゾーンのことです。
Pゾーンだからといって魔法罠ゾーンでないわけではないですし、両端だからといっていつでもPゾーンではないのです。(Pゾーンは両端にしか生じえませんが)
永続魔法としてPモンスターカードが両端に置かれようとも、そこはPゾーンではない魔法罠ゾーンです。
そもそもPゾーンに永続魔法は置けません。
永続魔法があるならそこはただの魔法罠ゾーンです。
P効果やPスケールが機能するのは「Pゾーンに置かれている状態」でのみなんです。
Pゾーンに置くためには「手札から発動する」「Pゾーンに置く効果で置く」のどちらかしか手段はありません。
これさえ分かっていれば『ヴァリアンツ』でも混乱しないでしょう。
まとめ
魔法罠ゾーンの両端に装備魔法・永続魔法としてPモンスターカードが置かれてもスケールとして機能しない!
そのPモンスターカードがあるゾーンはPゾーンではない!
P効果・P召喚をするなら「手札から発動する」「Pゾーンに置く効果で置く」のどちらかで2枚揃える!
以上!