Pendulum Dependence

ペンデュラム依存症患者による気紛れ更新遊戯王ブログ。主に手元のテーマについて垂れ流します。偶に推しの事書くかも。

秘めたる想いは密かに積もる-六花編-

 

 

前置き

北九離れて遊戯ボッチ民になってます。Jonny.B.Goodです。

此度は10期最後のカテゴリの1つ、『六花』です。

私『アロマ』大好きなのですが、この『六花』、人型・植物カテゴリということでほぼ丸被りしてることもあり手を出した次第です。

フリーレベルではそこそこ厄介なくらいには戦えます。

サイドは割と適当になりました。使ってないカードで強引に組み上げましたので…

てかメインでバックに触る気が無さすぎますね…

 

 

『六花』とは

水属性・植物族のX特化カテゴリ。

モンスターはほとんどが偶数レベル・ランクで、リリースコストを必要とする効果や、リリースをトリガーに誘発する効果を持つ。

魔法罠も発動時の任意コストとして植物族をリリースすることで追加効果を得られるものが多い。

カテゴリとしての繋がりよりも、植物族としての繋がりの方が強いので【X軸植物GS】のようなデッキになりやすいと思われる。

 

 

デッキレシピ

f:id:JonnyBGood:20200518011348p:plain

2《六花精ヘレボラス》

3《六花精スノードロップ

2《六花精エリカ》

3《六花精ボタン》

2《六花精シクラン》

3《六花精プリム》

3《六花のひとひら

3《ギガプラント》

2《にん人》

1《ローンファイア・ブロッサム》

3《六花絢爛》

1《六花の風花》

3《スーペルヴィス》

2《サルベージ》

1《死者蘇生》

1《おろかな埋葬

1《六花深々》

1《六花の薄氷》

3《デュアル・アブレーション》

 

3《六花聖ティアドロップ》

3《六花聖カンザシ》

3《六花聖ストレナエ》

1《No.87 雪月花美神クイーン・オブ・ナイツ》

1《妖精騎士イングナル》

1《森羅の守神 アルセイ》

1《森羅の鎮神 オレイア》

1《森羅の姫芽宮》

1《アロマセラフィージャスミン

 

1《サンダー・ボルト

3《サイクロン》

3《墓穴の指名者》

2《六花の薄氷》

3《バージェストマ・ディノミスクス》

3《天龍雪獄》

 

 

 

各カード解説

メインデッキ 

《六花精ヘレボラス》

『六花』の盾。

手札誘発として対象効果へのカウンターを持つ。

『六花』が場にいることが条件なので比較的緩く、《六花聖カンザシ》の守備範囲外である対象バウンスなどにも対応できる。

墓地効果で、リリースコスト1体で自己蘇生できるので《六花精エリカ》の蘇生効果や《六花精プリム》のSS効果のトリガーにもなり、《六花聖ティアドロップ》のX素材にもしやすい。

そして地味にメイン『六花』の最高打点。だが自己蘇生は守備表示。

 

《六花精スノードロップ

ボッチにならない『六花』。

植物をリリースして手札から植物とともにSSする。

『六花』では数少ない頭数を増やせる効果である。ただし発動後の植物SS縛りがあるので考えなしに使うと後で苦しむ。今回は苦しまないような構築ですが。

そしてなんといってもレベル調整という名の同調圧力が簡単にできる子。

自在にXの先を決められるので恋人(?)の《六花精ヘレボラス》よりも他の『六花』たちといた方が力を出せる。この浮気者

 

《六花精エリカ》

『六花』版《ジュラゲド》。

手札から『六花』の強化を行い墓地へ行く。

その後リリースが起こると墓地から自己蘇生してくる姉さん。

ステータスが帝ライン。つまり女帝。

同じ☆6の《六花精ボタン》が出てくるとそこに蘇る。

 

《六花精ボタン》

植物リリースで手札からSSしながら魔法罠を持ってくるえらい子。

何ら困ることのない『六花』随一の優秀な効果を持っているが、発動条件となる特殊召喚に植物族の効果でという制限が付着しているので《六花深々》には未対応。

 

《六花精シクラン》

手札か場からリリースして2体までの植物のレベルを2つ下げる。

★6用の素材一組を★4用の素材に変えて《六花聖ストレナエ》経由で★8の《六花聖ティアドロップ》に繋ぐよくわからない展開も存在する。下げたのに結局上がるとは。

レベル調整の使い勝手の良さに加え、手札で能動的にリリースできるので他の『六花』の効果トリガーに向いている

さらにリリースしたターンのエンドフェイズに自己蘇生するが、除外デメリット持ちなので相手ターンに『六花』罠のリリースや《六花聖カンザシ》の身代わり効果でリリースして自己蘇生するのが丸いか。

 

《六花精プリム》

リリースしたら手札からSSできる『六花』。

コストでリリースしたディスアドバンテージを僅かながら埋めてくれるいい子。

《六花絢爛》をリリース付きで発動してこのカードをサーチしたらすぐさまSSが可能なのは覚えておくべき。

恋人の《六花精シクラン》とは逆にリリースコストもなく植物2体までレベルを2つ上げられる。なので実質☆6運用も可能。

 

《六花のひとひら

『六花』の例外。

唯一リリース関連の効果を持たず奇数レベル。まさに異端児。

だが『六花』のサーチか墓地肥やしという大役を担う逸材。

モンスターしか触れないが、《六花精ボタン》を経由することで魔法罠のサーチができるので事実上の万能サーチでもある。

しかしお手軽サーチャー感覚で使うと、その後の植物SS縛りがきついのでタイミングは見計らう必要がある。

相手ターン終了時に自分の場に植物以外のモンスターがいなければノーデメリットの自己蘇生が可能。

タイミングは遅いが、ほぼ確実に自分ターンで生存しているのであながち悪くはない。

 

《ギガプラント》

植物のエンジン。《ローンファイア・ブロッサム》を使いまわして大量展開へ。

自身も《六花聖カンザシ》《妖精騎士イングナル》の素材になれる。

自身の展開は《六花精スノードロップ》でなんとかできる。

 

《にん人》

《六花聖ストレナエ》を立てやすくするための植物。

《六花聖ヘレボラス》《六花聖エリカ》を手札から切る仕事も兼ねる。

《六花絢爛》でのサーチ対応なのも高評価。★4のためのカードだから当然なのだが。

 

《ローンファイア・ブロッサム》

植物の万能リクルーター。しかもコストが植物のリリースなので『六花』が生き生きする。

そして《ギガプラント》で使い回す。

 

《六花絢爛》

『六花』の最強魔法。

ただ打っても『六花』のサーチ。リリース払えばおまけに同レベルの植物をサーチする。そのリリースで『六花』が躍る。強い。

このデッキだと《ローンファイア・ブロッサム》だけは持ってこれない。弱い。

 

《六花の風花》

『六花』をリリースしたら相手にリリースを強要する。

効果を受けなかろうが選べなければリリースさせる。強い。

 

《スーペルヴィス》

《ギガプラント》の養分。装備した《ギガプラント》をリリースしても蘇生ができる。

 

《サルベージ》

水属性の優秀回収カード。

『六花』では《六花精スノードロップ》《六花精ボタン》《六花精プリム》《六花のひとひら》が該当。

《六花のひとひら》以外は手札から仕事をするので回収して使い回す意義は高い。

特に《六花精スノードロップ》は共にSSする『六花』をセットで回収できる。

 

《死者蘇生》

 超汎用蘇生魔法。

 

おろかな埋葬

基本的に《六花精エリカ》《にん人》あたりを落とす。 

 

《六花深々》

『六花』の蘇生罠。

リリース払えば『六花』に追加で植物なら何でも蘇生できる。

しかもそもそも対象を取らない。

 

《六花の薄氷》

対象モンスターのフィールドでの効果発動を禁止する罠。

ここだけは『六花』どころか植物も関係ないので汎用効果。

永続効果の適用や召喚時効果は止められないのが難点。

リリース払えばそのモンスターを植物にしてそのターンコントロール奪取ができる。

《閃刀機ーウィドウアンカー》がどれだけおかしいかわかる。

 

《デュアル・アブレーション》

《ギガプラント》を完全性能で呼び出す。

罠なので発動までが遅いのがネック。

 

エクストラデッキ 

《六花聖ティアドロップ》

誰もをリリースする令嬢。

このデッキだとまず植物を素材に抱えているはずなのでフリーチェーンのリリース除去というパワーカード。破壊耐性?知りませんわ。

何かがリリースされる度に微量だが自己強化があるので攻撃力は実質3000超。

 

《六花聖カンザシ》

最推し。何この子美形すぎませんか。赤の和装とか止め刺しに来てますよ。この子のイラストの魔法罠欲しいです新規ください。

閑話休題

自発的な効果は持たないものの、リリーストリガーの蘇生効果と植物の効果破壊の身代わりに手札か場の植物をリリースする効果を持つ。

蘇生は相手の墓地も対象に取れるが効果は無効なのでステータス重視の選択でよい。キーパーツがあれば墓地利用の妨害として奪うのもあり。

植物に変えるので『六花』魔法罠の任意リリースにも充てられる。

身代わり効果は全体除去だと基本的に手札しかリリースできないので1枚確保しておくのが無難。この効果は素材の有無関係なく使えるので単体除去などに《六花深々》で除去にチェーンして蘇生することで、最悪自身をリリースして身代わりになれる。なんて献身的な子なんや。最推し。

 

《六花聖ストレナエ》

DBSS発売時から確信していた★4新規。

サルベージ効果は主に《六花絢爛》を拾うことになるかと。

同名もサルベージ可能なので永遠に使い続けることもできる。

基本的な運用はサルベージの後にリリースすること。素材を持ってリリースされると★5以上の植物XをSSしてその素材になるので、《六花聖ティアドロップ》ですぐさまリリース除去を打ったり、《森羅の鎮神 オレイア》で最大3バウンスを狙ったりと器用に動ける。

 

《No.87 雪月花美神クイーン・オブ・ナイツ》

趣味で採用。効果はなかなかに扱いに困るが、《六花聖ストレナエ》から3500打点として君臨できる。

自己蘇生した『六花』の除外デメリットや《六花聖カンザシ》で蘇生したモンスターの効果を復活させるために裏返すことも考えられる。

《六花聖ティアドロップ》のイラスト公開当初、『雪月花』あたりでカテゴリ化しないか期待してた。

 

《妖精騎士イングナル》

3体素材なのに効果で2つしか使わない変な奴。

とはいえ効果はチェーン不可の全体バウンスなので超強力。

起動効果なのでフリーチェーン除去で止められる可能性はあるが、相手は着地時に処理できなければ盤面崩壊が確定する。

 

《森羅の守神 アルセイ》

主な役割はデッキトップを外してのバウンス。

《六花のひとひら》で墓地肥やししてもバウンスできるし、何ならバウンスにターン1がない。

 

《森羅の鎮神 オレイア》

デッキトップ操作からの最大3枚バウンス。対象は取らない。

平気で高レベル植物を確保できるので操作もしやすい。

★7なので《六花聖ストレナエ》からしか出てこないが優秀。

 

《森羅の姫芽宮》

《六花のひとひら》×2で作る。

あまり出番も仕事もあるわけではないが《六花のひとひら》を少しばかりの打点に変える。

 

《アロマセラフィージャスミン

植物といえばこれ。

リリースしてのリクルートも『六花』と噛み合う。

 

サイドデッキ

サンダー・ボルト

全体除去。

 

《サイクロン》

バック破壊。

 

《墓穴の指名者》

《六花絢爛》を追加リリースして止められると発狂するので対手札誘発用。

おのれ《灰流うらら》…

 

《六花の薄氷》

『六花』名称での妨害札なので増量用。

 

《バージェストマ・ディノミスクス》

汎用性のある除去カード。

 

《天龍雪獄》

使ってみたい。

 

 

デッキギミック

これといって決まった展開ルートを決めているわけではないので、どう扱っていくのかを主に書いていきます。

 

《ギガプラント》で大量展開

植物の高性能展開手段、《ギガプラント》で《ローンファイア・ブロッサム》を経由した擬似リクルートや蘇生を繰り返してXに繋ぎます。

《ギガプラント》自体は上級モンスター且つ効果を使うには再度召喚する必要がありますが、《スーペルヴィス》《デュアル・アブレーション》でカバーします。

特に《スーペルヴィス》は蘇生効果もあり、各種レベル調整効果でX素材にしやすいので頗る相性はいいです。

さらに、手札にある場合には《六花精スノードロップ》でSSできるので事故要因にはなりにくくなっています。

《六花絢爛》でサーチもできるのでアクセスは容易です。

 

エクシーズに次ぐエクシーズで展開&除去

《六花聖カンザシ》や《六花聖ストレナエ》はリリースをトリガーにSS効果があるので、これらを経由してX素材となるモンスターや上級Xを並べます。

特に《六花聖ストレナエ》は主力となる上級X全てに繋がるので有用です。

《六花精エリカ》や《六花精プリム》の存在から、リリースをしても寧ろモンスターが増えることもあります。

最終的には《六花聖ティアドロップ》のリリースや『森羅』Xのバウンスで除去して高火力を叩き込みます。

 

想像以上に尽きないリソース

何をするにもリリースが必要な『六花』ですが、使ってみると思いのほかリソースが尽きない。

自己蘇生を持つ『六花』は《六花のひとひら》を除いて除外デメリットが付随するが、X召喚を基盤に展開していくのでターンを超えての再利用が可能。

通常ドローに加え、《六花のひとひら》のサーチで毎ターン2枚の手札を確保しつつ、《六花精ボタン》《六花絢爛》などでさらに手札を補強、その過程でのリリースをトリガーに《六花聖エリカ》や《六花精プリム》などが蘇生されて…というように毎ターンそれなりに安定した展開を繰り返すことができます。

 

後書き

『アロマ』に続く人型・植物カテゴリ『六花』。

初めはどう動いていいのやらと《イービル・ソーン》や《ローズ・プリンセス》と《白薔薇の回廊》など入れてましたが、《六花聖ストレナエ》の追加や《ギガプラント》に寄せたこともあり、割と『六花』を使って展開していくデッキになりました。

【アロマ】と【六花】の混合も興味はありますが、ウチでは『アロマ』は『アロマ』で一つの完成形を見ているので独立する形で組みました。

触ってみるとカテゴリとして楽しいものでしたので興味があれば是非お触りくださいませ。

私の推しは《六花聖カンザシ》でございます。

 

そして最後に、この前某氏とフリーでやってた時の2ターン目の私の最終盤面がこちらです↓

f:id:JonnyBGood:20200518012652j:plain

まっっっっっっっ黒ですやん。 

 

twitter.com